低用量ピル

LEP

主に月経困難症や過多月経のつらい方の症状の軽減として使用されています。原因として子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などがあり、原因疾患の治療とともに症状の軽減を目的として処方しています。ホルモンをコントロールすることにより、生理周期を安定させ、生理前のイライラなど様々な症状の改善、肌荒れ、ニキビ予防などの副効用も認められています。お気軽にご相談ください。

OC

主に避妊目的に使用されています。排卵を抑え、子宮内膜を増殖させないことにより避妊効果をもたらします。毎日内服することで、高い避妊効果をもたらします。性感染症予防効果はありませんのでご注意ください。当院ではファボワール、ラベルフィーユを処方しています。OCを内服することで、将来的な妊娠や出産に影響はありません。妊娠希望時には内服を終了することで速やかに生理が再開します。お気軽にご相談ください。

料金

低用量ピル（OC）（自費）

初診料もしくは再診料＋
1シート　2,750円（税込）

LEP、OCの副作用

薬剤開始時に頭痛、吐き気、不正出血を認めることがありますが、通常1～2か月で症状が消失することが多いとされます。再診時にご相談ください。また、頻度はかなり低いですが血栓症があります。血栓症は血管内の血液が固まってしまう病気で、症状として、むくみ、痛み、息切れ、目の前が暗くなる、うまく話せないなどの症状が出現します。LEP、OC内服後、悪化する症状がありましたら、内服を中止して、ご相談ください。禁煙、こまめな水分補給、運動、適正体重の維持が血栓症予防になります。