各種予防接種
当クリニックでは、子宮頸がんワクチンをはじめ、風疹ワクチン、インフルエンザといった各種予防接種を行っています。
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんワクチンは、子宮頸がん全体の50~70%の原因とされる2種類のヒトパピローマウイルス(16型と18型)などが持続感染するのを予防するワクチンです。
現在日本で認可されているHPVワクチンには2種類があります。
その一つ「2価HPVワクチン」は、子宮頸がんから多く見つかるHPV 16型と18 型の感染を防ぎます。
もう一つの「4価HPVワクチン」は、HPV16型、18型に加えて、尖圭コンジローマの主要な原因となるHPV6型と11型の感染も防ぎます。
子宮頸がん予防ワクチン接種後に見られる主な副反応ですが、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。
実際に予防接種を受ける際は、ご相談になって、ワクチンの有効性とリスクを十分にご理解いただいた上で、お受けになるかどうかをご判断ください。
料金
子宮頸がんワクチン(サーバリックス) | 16,200円 |
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子宮頸がんワクチン(ガーダシル) | 17,000円 |
インフルエンザワクチン
インフルエンザを予防する有効な手段のひとつとして、流行前のワクチン接種があります。
不活化ワクチンが使われているインフルエンザワクチンは、毒性を消し、予防に必要な成分だけを使って作られていますから、副反応が少なくなります。
料金
インフルエンザワクチン | 3,500円 |
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インフルエンザワクチン(公費適用) | 2,300円 |
風疹ワクチン
風疹は風疹ウイルスによって起こる全身疾患で、症状としては発熱と発疹、リンパ節の腫れなどが特徴的です。
成人が風疹に罹ると、高熱が続き、関節の痛みも生じ、一般に子どもより症状が強く現れます。
なかでも問題になるのは、妊婦さんへの感染です。
妊娠初期に母体が風疹に感染すると胎児にも感染が及び、生まれてきた赤ちゃんに、白内障、先天性心疾患、難聴、発達遅延などが見られる可能性があります(先天性風疹症候群)。
ワクチン接種が1回(現在は2回接種が基本)または接種不明、未接種の方、特になかでも妊娠可能な女性とそのパートナーには、妊娠前の接種をお勧めいたします。
料金
風疹ワクチン | 5,150円 |
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麻しん・風しん混合ワクチン(公費適用) | 3,300円 |
成人用肺炎球菌ワクチン
肺炎の原因菌で最も多いのは肺炎球菌です。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。
肺炎球菌ワクチンの接種は、1年を通していつでも可能ですが5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出るケースがありますので、再接種の際は5年以上の間隔を空けてください。
料金
肺炎球菌ワクチン | 7,200円 |
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